Selfy Photo「自撮りのすゝめ」

ブログに8回にわたって連載した「自撮りのすゝめ」をまとめました。

「自撮りのすゝめ」③

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 2014年11月 奈良県高市郡明日香村 芋峠にて 

20160629b.jpg しかし10~16秒のタイマー撮影では限界があります。 そんな時にヤフオクでLumix純正のシャッターリモコン DMW-RSL1互換として出ていた怪しげな品物。 純正のシャッターリモコンは単なるレリーズなのですが、これには色々なタイマー機能が付いているのです、これは「自撮り」に使えると、その時で価格も2,180円とハズレでも許せる範囲、速攻でポチります。
 
20141223f.jpg こちらは別途入手した取扱説明書からの抜粋ですが、機能的には0秒から99時間59分59秒までのディレィと1秒から99時間59分59秒までのインターバル、1回から399回までのシャッター数が設定できます。 つまり1分後から1秒間隔で100回シャッターを切りなさいと云った設定ができるのです。 また長時間のバルブ撮影も可能です、長時間露光なんて「自撮り」とは関係なさそうですが、この機能のおかげで今までできなかった撮影方法が使える様になるのです、これについては後日解説する事にします。 なおこのタイマーリモコン、Lumix用以外にもニコン、オリンパス、キャノン、ペンタックス、ソニー用が出ていました。
 
20150224h.jpg 実際にやってみるとこの様な連写が可能になります、下手な鉄砲も...式で、この中から良いものを選び出せば良い訳です。 デジカメですから不要なカットはその場で消してしまう事も可能ですね。
 
20160629e.jpg このタイマーリモコンのおかげで、撮影を始めるまでの時間を長く取れるので、写真の様に目的の場所まで数分かかる様なロケーションでも撮影が可能になりました。
 ところでここまで説明してきた機能ですが、Lumix Gシリーズ特有の機能であったり、タイマーリモコンにしても外部レリーズの信号入力のできるコネクタなどの付いた、いわゆるデジイチとかミラーレスとか云われるクラスのモデルでしか使えない機能なのです。 持っている持っていないは別としても、自転車で持ち運ぶにしても決して軽くはないカメラなのです、でしたらふつうのコンデジでもこんな「自撮り」はできないのでしょうか。
 
 なお私がヤフオクで入手したタイマーリモコン、さすが中華品質、暫くすると液晶表示がおかしくなり、見づらくなってしまったので、同じ製品がAMAZONでROWA-JAPANのブランドロゴになったものが出ていましたので、機能的には申し分ないので買い換える事にしました。